TEL.0120-004-085受付時間/10:00~19:00

ご予約はこちら

スタッフブログ

鉄骨造住宅を選ぶ際のポイント:特徴、利点、注意点を徹底分析

2024.05.15
鉄骨造住宅を選ぶ際のポイント:特徴、利点、注意点を徹底分析

こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です!

注文住宅をご検討中の方々は、どの構造形式で家を建てるかを悩むことも多いでしょう。

特に「鉄骨造住宅」についての特性やメリット・デメリットは気になるところですよね。

この記事では鉄骨造住宅について詳しくご紹介し、木造住宅との比較や、鉄骨造住宅がどんな人におすすめかなどを解説します。

この記事を読むことで、鉄骨造住宅の特徴木造住宅との違いメリットやデメリットなどがわかります。

特に岡山で注文住宅を検討している方や、耐震性・耐久性の高い家を求めるご家族には、ぜひ最後まで読んでみてください!

鉄骨造住宅とは?

鉄骨造住宅とは、主要な構造部分に鉄骨(スチール)を使用した住宅を指します。

鉄骨造の建築物は、鉄の柱や梁を組み合わせて建設されるため、一般的に次のような特徴があります。

耐久性と強度

鉄は強度が高く、長期間の使用にも耐えるため、鉄骨造の住宅は頑丈で長持ちします。

設計の自由度

鉄骨は他の材料と比べて軽く、柱や梁を少なくして広い空間を作りやすいのが特徴です。

そのため、開放感のあるデザインや大きな窓などを設計に組み込むことが可能です。

耐震性

 鉄骨造住宅は強度が高く、地震の揺れに対する耐性が高いとされています。

耐火性 

鉄骨自体は燃えませんが、鉄は高温になると強度が低下します。
そのため、耐火被覆などで保護することが一般的です。

工期の短さ

工場であらかじめ部品を製造し、現場で組み立てるプレハブ工法などを用いります。
これによって、工期を短縮することが可能です。

ただし、鉄骨造住宅には建築費用の高さ錆びによる劣化のリスクなどもあるため、設計とメンテナンスにおいては慎重な検討が必要です。

鉄骨造住宅のメリット

まず、鉄骨造住宅のメリットは、以下の点で明確に表れます。

耐久性

鉄の高い強度と耐久性により、長期間の使用に耐えられます。
柱や梁が劣化しにくいため、建物の構造的な安定性が持続します。

設計の自由度

鉄骨は他の建材よりも軽量で強度も高いため、柱や壁を減らして広い空間を確保できます。
そのため、開放感のある大空間を含む設計が可能です。

耐震性

鉄骨造の構造は、地震時に揺れを受けても大きな変形が生じにくく、建物全体が持ちこたえるため、耐震性能が高いです。

耐火性

鉄自体は燃えないため、適切に設計された鉄骨造住宅は耐火性に優れています
火災時でも構造の崩壊を防ぐための施策が取られています。

工期の短縮

工場でプレハブ化した鉄骨部材を使うことで、現場での組み立て作業が効率化されています。
これによって、工期を短縮できます。

耐久メンテナンス

材質が安定しているため、外壁や構造材に対する定期的なメンテナンスが行いやすいです。
また、長期的なメンテナンスコストの削減が期待できます。

鉄骨造住宅のデメリット

鉄骨造住宅には多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

建築コストの高さ

鉄骨の材料費が高いことや、工場で部材を製作する工程があるため、建築費用が他の構造形式に比べて高くなりがちです。

防音性の低さ

鉄骨は音の伝導性が高く、遮音性が低いため、室内外の騒音対策が重要です。

錆びのリスク 

鉄は湿気に弱く、錆びが発生する可能性があります。
防錆対策が必要で、特に湿度が高い地域や沿岸部では定期的なメンテナンスが欠かせません。

熱伝導率

鉄は熱を伝えやすいため、断熱性能が劣ることがあります。
適切な断熱対策がないと、夏は暑く冬は寒くなりがちです。

建物の揺れ

地震に強い一方、風や地震などで建物全体がしなりやすく、揺れを感じることがあります。

施工者の技術依存

鉄骨造住宅の施工には専門的な技術が必要です。

なお工事業者の技術力によっては施工品質に差が出る可能性があります。

これらのデメリットは、適切な設計や施工、メンテナンスである程度は対策可能です。

鉄骨造住宅と木造住宅の比較

次に鉄骨造住宅と木造住宅の比較について、以下のポイントで説明します。

木造住宅との比較

コスト

木造住宅の方が安価で建築可能。鉄骨造は材料費や施工費が高いため、全体的な建築コストが上がる

 耐久性

木造は湿気やシロアリなどの影響を受けやすく耐久性に劣る。
一方、鉄骨造は湿気対策が必要だが、基本的に鉄骨の耐久性が高い

 耐震性

鉄骨造は地震に強く、構造的な安定性が高い
木造も耐震技術の進歩により強度は向上しているが、鉄骨造に比べると弱い傾向。

設計の自由度

鉄骨造は柱や壁の制限が少なく、広い空間の設計が可能
一方、木造は構造上の制限があり、広い空間の設計が難しい場合がある。

これらの比較を踏まえて、目的に応じた構造形式を選ぶことが重要です。

鉄骨造住宅はこんな人におすすめ

鉄骨造住宅は以下のようなニーズを持つ人に特におすすめです。

長寿命の家を望む方

 鉄骨造住宅は耐久性が高く、長寿命の建物を求める人に適しています。
しっかりしたメンテナンスを続ければ、数十年にわたって住み続けることが可能です。

開放的な空間を求める方

柱や壁を最小限に抑えた広い空間を作れます。
例えば、大きなリビングやワンフロアのデザインなど、開放的な空間を希望する人に向いています。

耐震性を重視する方

鉄骨造住宅は揺れに強く、地震のリスクを考慮する方には安心できます。

防火性能が気になる方

適切な防火被覆を行った鉄骨造住宅は火災に強く、家の安全性を高めたい人におすすめです。

鉄骨造住宅の建築に関する注意点

最後に鉄骨造住宅の建築には次のような注意点があります。

初期費用の確認

鉄骨造住宅は材料費や施工費が高くなりがちです。
建築コストに関する見積もりを正確に把握し、予算計画を立てることが重要です。

錆び対策

鉄は錆びやすいため、防錆処理や防水対策が必須です。
湿気の多い地域や沿岸部では特にメンテナンスが欠かせません。

断熱対策

鉄は熱伝導率が高く、適切な断熱工事をしないと、夏の暑さや冬の寒さが室内に伝わりやすくなります。
断熱材の選定や配置に注意が必要です。

遮音対策 

鉄骨は音を伝えやすく、防音性が低い傾向があるため、遮音対策が重要です。
防音材や構造の工夫でプライバシーを確保します。

設計・施工業者の選定

鉄骨造住宅の設計・施工には高度な技術と経験が必要です。
信頼性のある業者を選び、品質管理の徹底を確認しましょう。

法規制への対応

鉄骨造はその重量と構造の特性から、建築基準法や耐震基準、地域の条例などに対する詳細な規制がある場合があります。
設計段階で法規制への適合性を確認し、安全性の確保が必要です。

メンテナンスプラン

長期間の耐久性を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

具体的には、塗装の再塗布、防水対策、錆びのチェックなど、維持管理の計画をしっかり立てておくことが重要です。

《まとめ》

鉄骨造住宅は高い耐震性設計の自由度耐久性などの特徴から、多くのニーズに応えられる住宅形式です。
ただし、建築費用メンテナンス面に関しては注意が必要です。

特徴やメリット・デメリットを理解し、信頼できる業者の協力のもとで理想的な家を建てましょう。
岡山で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

家づくりで悩んでいませんか?

全国80店舗展開中!中立公正な住宅会社選び専門店です。

注文住宅の相談窓口・倉敷店では、岡山でお客様にピッタリの新築一戸建て・建売・分譲地を提案しています。

岡山の新築一戸建て・建売・分譲地はもちろん、建て替えや解体工事のご相談まで注文住宅の相談窓口・倉敷店にお任せください!!

◆◇解体工事の相談はこちら◇◆