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ハザードマップとは?新築住宅におけるリスク管理の重要性と対策

2024.07.17
ハザードマップとは?新築住宅におけるリスク管理の重要性と対策

こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です。

新築住宅を検討している皆さんにとって、ハザードマップの重要性について知りたいと思われるのではないでしょうか。

この記事では、ハザードマップの基本情報から具体的な確認ポイント、リスク対策について詳しく解説します。

この情報を活用することで、安心・安全な住まい作りに役立ててくださいね。
特に、岡山で新築一戸建てを検討されているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

新築住宅とハザードマップの重要性とは?

新築住宅を建てる際には、ハザードマップを活用して災害リスクを評価することが重要です。
ハザードマップは、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などのリスクを視覚的に示した地図です。
住民や行政が適切な対策を講じるための重要なツールです。

災害リスクの評価と回避

ハザードマップは、自然災害のリスクを評価し、それに基づいて新築住宅の建設地を選ぶための重要なツールです。
洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などのリスクが存在する地域を事前に把握することで、災害に対する備えを強化し、安全な生活環境を確保することができます。

建設コストの削減

ハザードマップを利用することで、災害リスクが高い地域を避け、リスクの少ない地域に新築住宅を建てることができます。これによって、災害対策費用や保険料の削減が可能となります。
その結果、長期的な建設コストを抑えることができます。

生命と財産の保護

災害リスクを事前に把握し、適切な対策を講じることで、家族の生命と財産を守ることができます。
特に地震や洪水などの災害は予測が難しいため、ハザードマップを活用して予防的な措置を講じることが重要です。

法的要件の遵守

多くの自治体では、特定の災害リスク地域における建築には特別な規制や条件が設けられています。
ハザードマップを利用することで、これらの法的要件を確認し、遵守することができます。
違法な建築や後からの修正工事を避けるためにも、ハザードマップの確認は不可欠です。

資産価値の維持

災害リスクが低い地域に新築住宅を建てることで、住宅の資産価値を長期間にわたって維持することができます。将来的な売却を考慮した場合でも、災害リスクが低いことは大きなアピールポイントとなります。

新築住宅を建てる際には、ハザードマップを活用して災害リスクを評価し、安全で持続可能な住宅を建設することが重要です。情報をもとに、建設地の選定、設計、工事計画を進めることで、安心して暮らせる住まいを実現することができます。

ハザードマップとは?

ハザードマップの定義

自然災害のリスクを視覚的に示した地図のことです。
この地図は、特定の地域における災害の可能性や影響範囲を示します。
また、住民や行政が災害に対する備えを行うための重要な情報を提供します。

ハザードマップの目的

ハザードマップの主な目的は、災害リスクを可視化し、住民や行政が適切な対策を講じるための情報を提供することです。これによって、効果的な防災計画の策定や迅速な避難行動が可能となります。
主な目的は、次の通りです。

災害リスクの可視化
地域ごとの災害リスクを明確にすることで、住民が自分の住んでいる場所のリスクを理解し、適切な備えを行えるようにします。

防災計画の支援
行政や自治体が防災計画を策定する際に、効果的な対策を立てるための基礎資料として活用されます。

避難行動の促進
災害発生時に迅速かつ安全に避難するための情報を提供し、住民の避難行動を促進します。

主要なハザードマップの種類と入手方法

ハザードマップの種類

次にハザードマップの種類を説明します。

ハザードマップとは?新築住宅2

洪水ハザードマップ
川の氾濫や集中豪雨による洪水のリスクを示します。
また、浸水深や避難経路などの情報も含まれます。

土砂災害ハザードマップ
山崩れや地すべり、土石流などのリスクを示します。
斜面の角度や地質、過去の災害履歴などの情報を基に作成されます。

地震ハザードマップ
地震発生時の揺れや液状化のリスクを示します。
震度や揺れやすさ、地盤の特性などが反映されています。

津波ハザードマップ
海岸沿いの地域で津波が発生した際の浸水範囲や避難経路を示します。
過去の津波履歴や地形などを基に作成されます。

火山ハザードマップ
火山噴火による被害リスクを示します。
また、噴火口からの距離や噴火履歴、火山灰の降灰範囲などの情報が含まれます。

ハザードマップの入手方法

ハザードマップは、災害リスクを理解し、適切な対策を講じるための重要なツールです。
新築住宅を建てる際や日常の防災対策において、積極的に活用しましょう。
以下の方法で入手できます。

地方自治体のウェブサイト
多くの自治体は、公式ウェブサイトで地域ごとのハザードマップを公開しています。
市役所や町役場のホームページを確認しましょう。

参照ページ:岡山県市町村ハザードマップ

国土交通省ハザードマップポータルサイト
全国のハザードマップを一元的に閲覧できるポータルサイトが提供されています。


地元の建築事務所や不動産業者
建築事務所や不動産業者も、建設地のリスク評価のためにハザードマップを持っていることが多いです。

ハザードマップは、災害リスクを理解し、適切な対策を講じるための重要なツールです。住宅を建てる際や日常の防災対策において、積極的に活用しましょう。

新築住宅のためのハザードマップの確認ポイント

新築住宅を建てる際には、ハザードマップを利用して災害リスクを評価し、安全な場所を選ぶことが重要です。次に、確認すべき具体的なポイントを挙げます。

ハザードマップとは?新築住宅3

洪水リスク(洪水浸水想定区域)

洪水時に浸水が予想される地域かどうかを確認します。
ハザードマップを参照し、浸水深や浸水範囲を把握します
また、浸水が予想される場合、最寄りの避難場所と避難経路を確認します。

土砂災害リスク(土砂災害警戒区域)

山崩れ、地すべり、土石流などのリスクがある地域かどうかを確認します。
ハザードマップを参照し、警戒区域に該当していないか確認します
また、建設予定地の斜面の角度や地質を調査し、土砂災害のリスクを評価します。

地震リスク(地震動予測区域)

地震発生時の揺れの強さや液状化のリスクを確認します。
ハザードマップを参照し、建設地の震度予測や液状化リスクを評価します。
また、建設地が地震動予測区域に該当する場合、耐震設計を強化する必要があります。

津波リスク(津波浸水想定区域)

海岸沿いの地域では津波リスクを確認します。
津波ハザードマップを参照し、津波の浸水範囲や避難経路を確認します。
また、津波リスクがある場合、高台への避難が可能かどうかを確認します。

火山リスク(火山噴火予測区域)

火山の近くに建設予定の場合、噴火リスクを確認します。
ハザードマップを参照し、噴火時の影響範囲や避難経路を確認します。
また、噴火による降灰のリスクも考慮し、対策を検討します。

具体的なリスク対策

新築住宅を建てる際には、ハザードマップで確認した災害リスクに対して具体的な対策を講じることが重要です。最後に、主要な災害リスクごとの具体的な対策を紹介します。

ハザードマップとは?新築住宅4

洪水リスク対策

高床式建築
浸水のリスクが高い地域では、建物を高床式にすることで洪水被害を軽減します。

排水設備の整備
敷地内外の排水設備を整備し、雨水の迅速な排出を図ります。

防水扉や防水シートの設置
建物の出入口や窓に防水扉や防水シートを設置し、浸水を防ぎます。

避難計画の策定
洪水時の避難経路と避難場所を明確にし、家族全員が共有します。

土砂災害リスク対策

擁壁の設置
斜面に対して擁壁を設置し、土砂崩れを防止します。

植生の強化
斜面に植生を強化することで、土壌の安定性を向上させます。

排水設備の整備
斜面の排水を適切に行い、土砂崩れのリスクを低減します。

避難経路の確認
土砂災害が発生した際の避難経路を確認し、家族全員が理解しておきます。

地震リスク対策

耐震設計
建物を最新の耐震基準に基づいて設計し、耐震性を確保します。

免震装置の導入
免震装置を導入することで、地震の揺れを建物に伝わりにくくします。

家具の固定
室内の家具や家電を固定し、地震時の転倒や移動を防ぎます。

非常用備品の準備
非常食や飲料水、救急用品などを備蓄し、地震発生時に備えます。

津波リスク対策

高台に建設
津波のリスクがある場合、高台に建設することで浸水のリスクを回避します。

避難タワーの設置
海岸沿いに近い場合、避難タワーを設置し、迅速な避難が可能な環境を整えます。

避難計画の策定
津波発生時の避難経路と避難場所を明確にし、家族全員が共有します。

火山リスク対策

火山灰対策
影響を軽減するため、窓や換気口にフィルターを設置し、室内に火山灰が入らないようにします。

避難計画の策定
火山噴火時の避難経路と避難場所を明確にし、家族全員が共有します。

非常用備品の準備
火山灰による影響を考慮し、マスクやゴーグル、非常食、飲料水などを備蓄します。

よくある質問

ハザードマップ以外に確認すべき情報はありますか?

ハザードマップ以外にも以下の情報を確認することが重要です。

地盤調査結果
建設地の地盤の強度や特性を調査し、必要に応じて地盤改良を行います。

過去の災害履歴
過去にその地域で発生した災害の履歴を確認し、リスクを評価します。

地域の防災計画
自治体が策定している防災計画や避難計画を確認します。

まとめ

新築住宅を建てる際には、ハザードマップを活用して災害リスクを評価し、適切な場所を選ぶことが不可欠です。各災害に対する対策を事前に行うことで、安全で安心な住まいを実現しましょう。


また、災害対策は継続的に見直し、最新の情報に基づいてアップデートすることが重要です。
専門家や地元の自治体と連携しながら、最適な対策を講じてください。

岡山で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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