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上棟式の具体的な流れと準備:必須知識【岡山・倉敷】

2024.08.25
上棟式の具体的な流れと準備:必須知識【岡山・倉敷】

こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です。

前編では、上棟式の基本的な意味や歴史、そしてそのメリットとデメリットについて解説しました。
今回は後編として、実際に上棟式を行う際の具体的な流れと、必要な物品について詳しくご紹介します。

上棟式は、家づくりの中で非常に重要な節目となる儀式です。
正しい準備を行い、スムーズに進行させることで、家の無事な完成を祈る心を込めた儀式を成功させることができます。

それでは、上棟式の流れを見ていきましょう。

関連記事:上棟式の意味と役割:注文住宅でのメリットとデメリット【岡山】

上棟式の流れと準備

新築住宅における上棟式は、家の骨組みが完成した時点で行われる重要な儀式です。
ここでは、上棟式の一般的な流れと、事前に準備しておくべき項目について詳しく説明します。

上棟式の具体的な流れと準備1

上棟式の流れ

1.棟木の上げ

上棟式は、建物の最も高い位置にある「棟木」を設置することから始まります。
棟木は、家の骨組みを支える重要な部材であり、これが正しく設置されることで、家全体の骨格が完成します。棟梁や大工たちが慎重に棟木を持ち上げ、定位置に据え付けます。

2.儀式の開始

棟木の設置が完了した後、上棟式が正式に始まります。
まず、施主や工事関係者、家族が集まり、神棚や祭壇を前にして儀式を行います。
この際、清酒や塩、米などを供え、建物の無事な完成と家族の繁栄を祈ります。
地域によっては、神主を招いて正式な神事を行う場合もあります。

3.棟札の取り付け

儀式の一環として、棟木の上に「棟札(むなふだ)」を取り付けます。
棟札には、家の完成日や施主の名前、工事関係者の名前などが書かれています。
これが取り付けられることで、家が正式に守られると信じられています。

4.上棟祝い

儀式が終わった後は、施主が工事関係者や近隣住民を招いて「上棟祝い」を行います。
これは、工事の安全を祈願するとともに、これまでの作業に感謝し、今後の工事の順調な進行を願う場です。振る舞い酒や食事が提供されることが多く、和やかな雰囲気の中で行われます。

上棟式の準備

1. 日程の調整

上棟式の日程は、家の骨組みが完成するタイミングに合わせて決定します。
施主と施工会社、そして棟梁と事前に調整を行い、参加者全員が集まれる日を選びます。
また、地域によっては、吉日を選ぶ習慣もあります。

2. 儀式の準備

上棟式には、神棚や祭壇、供物(清酒、塩、米、魚など)が必要です。
これらは事前に準備しておき、当日、適切な場所に設置します。
必要に応じて、神主の手配も考慮することが重要です。

3. 棟札の用意

棟札は、上棟式において重要な役割を果たすアイテムです。
施主の名前や家の完成日、施工会社の名前などを記した棟札を、事前に用意しておきます。これが当日の儀式で使用されます。

4. 振る舞いの準備

上棟祝いのための飲食物の準備も必要です。
特に振る舞い酒や、工事関係者への軽食、あるいは弁当などを用意し、感謝の気持ちを伝えます。
招待する人数を把握し、過不足なく用意することが大切です。

新築住宅における上棟式は、家づくりの中で非常に重要な節目です。
この儀式をしっかりと行うことで、家族の安全と繁栄を祈るだけでなく、工事関係者との信頼関係を築く機会にもなります。
事前の準備を怠らず、心を込めた上棟式を行い、家づくりの成功を祈りましょう。

上棟式に必要なものと費用の目安

上棟式は、家づくりの重要な節目であると同時に、地域や家族の伝統を反映する儀式です。
この儀式を成功させるためには、いくつかの必要なものを事前に用意し、費用を見積もっておくことが重要です。ここでは、上棟式に必要な物品とその費用の目安について詳しく説明します。

上棟式の具体的な流れと準備2

上棟式に必要なもの

棟札(むなふだ)

棟札は、上棟式の際に家の最も高い位置に取り付ける札です。
建物の完成日、施主の名前、工事関係者の名前などが書かれます。
これによって、家が守られると信じられています。
棟札は、施工会社が準備することが一般的ですが、施主が特別に依頼して作成することもあります。

祭壇と供物

上棟式では、神棚や簡易祭壇を設置し、そこに供物を供えます。
供物には、以下のようなものが一般的に使用されます。

・ 清酒(お神酒)
・塩
・米
・ 魚(尾頭付き)
・野菜や果物

 これらは、神々への感謝と建物の安全を祈願するためのものです。
地域によっては、これに加えて特定の供物を用意する場合もあります。

上棟飾り

上棟式では、五色の旗や幣束(へいそく)などの上棟飾りを使用します。
これらの飾りは、神聖な力を呼び込み、災いを避けるためのものとされています。
また、上棟飾りは、神社や専門店で購入することができます。

振る舞い酒と食事

上棟式後には、工事関係者や近隣住民に対して振る舞い酒や食事を提供することが一般的です。
これは、これまでの工事の安全に感謝し、今後の工事の無事を願う意味があります。
振る舞い酒としては、日本酒が主に用いられます。
また、簡単な軽食や弁当を準備することが多いです。

費用の目安

上棟式にかかる費用は、地域や式の規模、用意するものによって大きく異なります。
一般的な目安は以下の通りです。

棟札の費用
棟札の作成費用は、2,000円〜10,000円程度が一般的です。
特別なデザインや素材を使用する場合は、さらに費用がかかることがあります。

祭壇と供物の費用
祭壇や供物にかかる費用は、5,000円〜20,000円程度が目安です。
魚や野菜、果物の種類や量によって費用が変動します。
特に尾頭付きの魚は、サイズや種類によって価格が大きく異なります。

上棟飾りの費用
上棟飾り一式の費用は、3,000円〜15,000円程度です。
神社や専門店で購入する場合は、予算に応じて選ぶことができます。

振る舞い酒と食事の費用
振る舞い酒や食事の費用は、人数によって異なりますが、10,000円〜30,000円程度が一般的です。
日本酒のランクや、提供する食事の内容によって、費用が増減します。

上棟式は、施主にとっても工事関係者にとっても重要な儀式であり、適切な準備が求められます。必要なものをしっかりと揃え、予算を管理することで、スムーズに上棟式を進めることができます。
上棟式にかかる費用は、数万円から数十万円まで幅広いです。
そこで、施主の意向や地域の慣習に合わせて、無理のない範囲で準備を進めることが重要です。

よくある質問

上棟式の準備はどのように進めればよいですか?

上棟式の準備は、施工会社と相談しながら進めるとスムーズです。
日程の調整、必要な物品の手配(棟札、供物、上棟飾りなど)、当日の流れの確認を行います。
また、地域や家族の慣習に従って準備を進めることが多いです。

上棟式に参加する際の服装に決まりはありますか?

上棟式に参加する際の服装に厳密な決まりはありません。
しかし、儀式であることを考慮し、清潔感のある服装が望ましいです。
施主や家族はスーツやきちんとした服装を選ぶことが一般的です。
工事関係者は通常、作業服で参加します。

まとめ

今回の後編では、上棟式の具体的な流れと準備について詳しく解説しました。
上棟式は、家づくりの大切な儀式であり、施主や家族にとって特別な意味を持つものです。
正しい準備を行い、スムーズに進行させることで、家の無事な完成を祈る心を込めた儀式を成功させましょう。
岡山で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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