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地鎮祭の完全ガイド:意味・流れ・費用と準備のすべて

2024.06.29
地鎮祭の完全ガイド:意味・流れ・費用と準備のすべて

岡山・倉敷のみなさん、こんにちは!
注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です!

新しい家を建てる際に欠かせない儀式の一つとして「地鎮祭」があります。
この儀式について、「どんな意味があるのか」「具体的な流れはどうなっているのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、地鎮祭の意味や目的、流れ、必要な供物、費用と準備について詳しく解説します。
地鎮祭を行う際に避けるべきNG行動についても触れています。

この記事を読むことで、地鎮祭の全体像が分かり、新築工事のスタートを安心して迎えることができるでしょう。

地鎮祭について詳しく知りたい方、特に岡山・倉敷で新築を検討しているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

地鎮祭とは何か?

地鎮祭(じちんさい)は、新築住宅や建物の工事を始める前に行われる日本の伝統的な儀式です。
この儀式は、土地の神様に対して工事の安全と建物の無事完成を祈願するために行われます。
古くから日本各地で行われており、土地や建物に対する感謝と敬意を表す重要な行事とされています。

地鎮祭の目的

地鎮祭にはいくつかの重要な目的があります。

工事の安全祈願
工事中の事故やトラブルを防ぎ、工事関係者の安全を確保するために行われます。
土地の神様に感謝と祈りを捧げることで、工事が円滑に進むことを願います。

土地の神様への感謝と報告
新しい建物を建てることを報告し、土地を利用させていただく感謝の意を表します。
この儀式を通じて、土地との調和を図り、円滑な工事進行を願います。

悪霊や不吉なものの排除
土地に潜む悪霊や不吉なものを払い清め、工事が順調に進むようにします。
これによって、建物が完成した後も安全で快適な環境が保たれるとされています。

地鎮祭の流れ

地鎮祭は、新築住宅や建物の工事を始める前に行われる神聖な儀式です。
次に、地鎮祭の一般的な流れを説明します。

地鎮祭の流れとは?

1. 開会の挨拶

最初に神主や工務店の代表が開会の挨拶を行います。
参列者に対して地鎮祭の意義と目的を説明し、儀式の開始を宣言します。

2. 修祓(しゅばつ)

神主が祓串(はらえぐし)や大麻(おおぬさ)を使って参列者と土地を清めます。
これによって、土地の穢れを払い、清浄な状態にします。

3. 降神(こうじん)

神主が神様を祭壇に降ろすための祝詞(のりと)を奏上します。
これによって、神様が地鎮祭の場に降臨し、工事の安全を見守ってくれるように祈ります。

4.献饌(けんせん)

参列者が用意した供物(米、酒、水、塩、野菜、果物、魚、鶏肉など)を祭壇に捧げます。
これらの供物を通じて神様に感謝と祈りを捧げます。

5. 祝詞奏上(のりとそうじょう)

神主が祝詞を読み上げ、土地の神様に対して工事の安全と成功を祈願します。
この祝詞は神様への正式な祈りの言葉です。

6. 四方祓い(しほうはらい)

神主が祭壇の四隅でお祓いを行い、土地全体を清めます。
これによって、工事現場全体が清浄な場所として認識されます。

7. 鎮物埋納(しずめものまいのう)

土地の神様に捧げるための鎮物(しずめもの)を土地に埋めます。
これには特別な土器や木札が使用され、土地の神様を鎮めるために行われます。

8. 地鎮(じちん)の儀

建築主や工事関係者が、象徴的に土地を掘る儀式を行います。
これによって、工事の開始を正式に宣言します。

9. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)

参列者が玉串(たまぐし)を奉納し、祈りを捧げます。
玉串は榊(さかき)の枝に紙垂(しで)を結びつけたもので、神様への感謝と祈願を表します。

10. 撤饌(てっせん)

供物を撤去し、神様を元の場所に送り返すための儀式を行います。
これにより、地鎮祭が終了します。

11. 閉会の挨拶

神主や工務店の代表が閉会の挨拶を行い、参列者に感謝の意を伝えます。
地鎮祭の無事終了を報告し、工事の開始を宣言します。

12. お神酒(おみき)の儀

参列者が神酒をいただきます。
これにより、神様との交流を深め、工事の安全と成功を祈願します。

地鎮祭は、新築住宅や建物の工事を始める前に行う重要な儀式です。
土地の神様に対して工事の安全と成功を祈り、土地への感謝を示すことで、安心して工事を進めることができます。
また、伝統的な儀式を通じて、建築主や工事関係者は土地との良好な関係を築き、新しい住まいや建物の無事完成を願います。

地鎮祭に必要な供物とその意味

地鎮祭に必要な供物

地鎮祭(じちんさい)では、土地の神様に供物を捧げることで、感謝の気持ちを伝え、工事の安全と成功を祈ります。
以下は、地鎮祭において一般的に用意される供物とその意味についての説明です。

地鎮祭に必要な供物とその意味

米は、日本の主食であり、豊穣の象徴です。
土地の神様に感謝し、豊かな収穫を祈るために供えられます。

酒(お神酒)

酒は、神聖な飲み物とされており、神様との交流を深めるために供えられます。また、清めの意味も持ちます。

水は、生命の源であり、清めの象徴です。
土地を清め、悪いものを洗い流すために用いられます。

塩は、浄化と保護のシンボルです。土地を清め、悪霊や邪気を払うために使用されます。

野菜と果物

野菜や果物は、自然の恵みを象徴し、土地の神様に感謝の気持ちを表すために供えられます。新鮮なものが好まれます。

魚は、水の恵みを象徴し、豊かな生活を願う意味があります。新鮮な魚を供えることが一般的です

鶏肉(鶏)

鶏肉は、家畜の恵みを象徴し、土地の神様に対する感謝と祈りを表すために供えられます。

洋酒や甘酒

これらも神聖な飲み物として供えられることがあります。地域や宗派によって異なる場合があります。

鎮物(しずめもの)

鎮物は、土地の神様に捧げる特別な供物で、一般的には土器や木札が用いられます。
これらは土地に埋められ、土地の神様を鎮めるために使われます。

供物の並べ方

供物は、神棚や祭壇に美しく並べられます。
一般的には、中央にお神酒や水を置き、その周囲に米、塩、野菜、果物、魚、鶏肉などを配置します。
供物の配置は神主が指示する場合が多いので、事前に確認しておくと良いでしょう。

地鎮祭の費用と準備:事前に知っておくべきこと

地鎮祭の費用

費用は、地域や神社、準備する供物の内容によって異なります。
以下は、一般的な費用の目安とその内訳です。

神社への初穂料:2万円から5万円程度
神主に地鎮祭を執り行ってもらうためのお礼です。
神社によっては、初穂料の相場が決まっている場合もあるので、事前に確認しましょう。

供物の費用:5千円から1万円程度
地鎮祭に必要な供物(米、酒、水、塩、野菜、果物、魚、鶏肉など)の準備にかかる費用です。
供物セットを提供する業者もあるので、利用することも検討できます。

設営費:1万円から3万円程度
テントや祭壇の設置、椅子の準備などにかかる費用です。工務店が手配する場合も多いです。

地鎮祭の準備

地鎮祭を円滑に進めるためには、事前の準備が重要です。
次は、準備すべき項目とその手順です。

地鎮祭とは何か?

神社への連絡と予約
地鎮祭を執り行う神社に連絡し、日時を予約します。
希望する日取りが吉日であることを確認し、神主のスケジュールを押さえます。

工務店との調整
地鎮祭の予定を伝え、準備について相談します。
工務店がテントや祭壇の設置を手配する場合が多いため、詳細を確認しておきましょう。

供物の準備
神社に供物の内容を確認し、必要なものを準備します。

参列者への連絡
地鎮祭に参加する家族や工事関係者に、日時と場所を連絡します。
また、服装についても事前に伝えておくと良いでしょう。
一般的には、正装またはそれに準じた服装が推奨されます。

天候の確認と対策
地鎮祭当日の天候を確認し、雨天の場合の対策を考えておきます。
また、テントを用意する場合は、事前に設置場所や方法を確認しておきます。

写真撮影の手配
地鎮祭の様子を記録するために、写真撮影の手配をします。
プロのカメラマンに依頼するか、家族や友人に撮影をお願いすることもあります。

地鎮祭は、新築工事の無事を祈る重要な儀式です。
費用の目安を把握し、必要な供物を準備し、神社や工務店との連絡を怠らないことが大切です。
事前にしっかりと準備を行い、地鎮祭を通じて土地の神様に感謝と祈りを捧げることで、安心して工事を進めることができます。

地鎮祭の際に避けるべきNG行動

地鎮祭は、土地の神様に工事の安全と成功を祈願する重要な儀式です。
この儀式を円滑に進め、神様に対して失礼のないようにするために、以下のNG行動を避けることが重要です。

遅刻する

地鎮祭は神聖な儀式であり、定刻通りに始まることが重要です。
遅刻すると、神主や他の参列者に迷惑をかけるだけでなく、儀式全体の雰囲気を損なう可能性があります。時間に余裕を持って行動し、遅刻しないようにしましょう。

不適切な服装

地鎮祭には、正装またはそれに準じた服装で参加するのが礼儀です。
例えば、カジュアルすぎる服装や、派手すぎる服装は避けるべきです。
男性はスーツやビジネスカジュアル、女性はワンピースやスーツが適しています。

携帯電話の使用

儀式の最中に携帯電話を使用するのは厳禁です。
着信音や通知音が鳴ると、儀式の進行を妨げるだけでなく、神様に対しても失礼にあたります。
地鎮祭の前に携帯電話の電源を切るか、マナーモードに設定しましょう。

飲食や喫煙

地鎮祭の最中に飲食や喫煙をするのは非常に無作法です。
儀式が終わるまで、飲食や喫煙は控えましょう。
特に神酒(おみき)を頂く際は、神聖な儀式の一部であるため、慎重に行動することが求められます。

話し声や雑談

地鎮祭の最中に話し声や雑談をするのは控えるべきです。
儀式に集中し、静かに参加することで、神様に対する敬意を示しましょう。
必要な会話は儀式が終わった後に行うようにします。

供物の取り扱いミス

供物は神様に捧げるものであり、大切に扱う必要があります。
乱雑に扱ったり、供物に触れる際に無造作に扱うのは避けるべきです。
神主の指示に従い、慎重に供物を取り扱いましょう。

写真撮影の乱用

地鎮祭の様子を記録するために写真を撮ることは許されています。
しかし、儀式の最中に頻繁に写真を撮るのは控えるべきです。
撮影のタイミングや場所については、事前に神主に相談し、許可を得ることが重要です。

儀式の手順を無視する

地鎮祭には、神主による厳格な手順が存在します。
この手順を無視したり、自分勝手な行動を取ることは避けましょう。
神主の指示に従い、儀式の進行に協力することが大切です。

周囲の環境への配慮不足

地鎮祭は屋外で行われることが多いため、周囲の環境にも配慮が必要です。
大声を出したり、ゴミを放置するなど、周囲に迷惑をかける行動は避けましょう。
周囲の住民や自然環境にも敬意を持って行動することが求められます。

地鎮祭は神聖な儀式であり、神様に対する敬意を示すことが最も重要です。
正しいマナーを守り、土地の神様に対して誠実な気持ちで臨むことが大切です。

よくある質問

地鎮祭の日取りはどうやって決めますか?

地鎮祭の日取りは、吉日を選ぶことが一般的です。
大安、友引、先勝、天赦日、一粒万倍日などが縁起の良い日とされています。
神社や工務店と相談して、工事のスケジュールに合わせて日取りを決定すると良いでしょう。

地鎮祭に参加する人は誰ですか?

地鎮祭には、建築主(施主)、家族、工事関係者(工務店や建築業者)、そして神主が参加します。
場合によっては、近隣住民や知人を招くこともあります。
参加者全員が神聖な儀式であることを理解し、適切な行動を心掛けることが大切です。

まとめ

地鎮祭は、新築住宅や建物の工事を始める前に行う神聖な儀式です。

地鎮祭の目的や流れ、必要な供物、費用と準備、そして避けるべきNG行動を理解することで、儀式を円滑に進めることができます。

岡山・倉敷で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

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