TEL.0120-004-085受付時間/10:00~19:00

ご予約はこちら

スタッフブログ

軒のない家は住みやすい?メリット・デメリットを徹底解説!

2024.11.25
軒のない家は住みやすい?メリット・デメリットを徹底解説

新築住宅を建てる際、デザイン性やコストパフォーマンスを重視する方に「軒のない家」が注目されています!

こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です。
このブログでは、軒のない家の特徴やメリット・デメリット、さらにそのデメリットを補う方法について詳しく解説します。これを読むことで、軒なし住宅が自分たちに合っているかどうかを判断できるようになりますよ。特にモダンな家を建てたい方、デザイン性と機能性のバランスを取りたい方は必見です!ぜひ最後までお読みください。

軒のない家とは?

軒のない家とは、屋根が外壁より外側に張り出していない住宅を指します。
通常、住宅には「軒」と呼ばれる部分があり、雨や日差しを防ぐ役割を果たしています。
しかし、軒のない家ではこの部分を省略し、屋根と外壁がほぼ同じ位置で終わるように設計されています。結果として、すっきりとしたモダンな外観が特徴です。

このような家は、都市部の狭小地やモダンなデザインを求める家づくりで採用されることが多いです。特に、注文住宅の自由設計で人気が高まっています。

軒のある家との違い

ある家

  • 外壁よりも屋根が張り出している
  • 雨や日差しから外壁や基礎部分を保護
  • 伝統的な住宅デザインによく見られる

ない家

  • 屋根が外壁とほぼ同じラインで終わる
  • 外壁が直接雨や日差しにさらされる
  • モダンでミニマルなデザインが特徴

軒のない家のメリット【デザイン性やコスト】削減

軒のない家には、見た目のデザイン性や機能的な利点が多く、現代の住宅デザインとして注目されています。最初に、具体的なメリットを解説します。

軒のない家は住みやすい?メリット・デメリット1

1. デザイン性が高い

軒のない家は、シンプルでモダンな外観が特徴です。
特に直線的なデザインや、ミニマリズムを重視した住宅において、美しいフォルムが際立ちます。また、都市部において、若い世代を中心に注目されています。建物全体がスタイリッシュに見えるため、洗練された印象を与えます。

2. 建築コストの削減

軒を設けないことで、屋根部分の施工や材料費が抑えられる可能性があります。特に、軒の構造を省略することで、以下のコスト削減が期待できます。

  • 屋根材の使用量の減少
  • 軒部分の施工にかかる手間と費用の削減
    加えて、軒のメンテナンス(塗装や修理など)が不要となります。
    そのため、長期的な維持費の削減も可能です。

3. 狭小地での設計の自由度が高い

狭小地や都市部の限られた土地でも、軒がないことで建物を敷地ギリギリまで設計できます。軒のない家は、以下の点で敷地の有効活用に役立ちます。

  • 建物の外形を最大限活用できる
  • 建築制限(建ぺい率や隣地境界線の距離)をクリアしやすい
    その結果、限られた土地でも広い居住空間を確保することが可能です。

4. 室内が明るくなる

軒がないことで、日差しを遮られることが少なく、室内に自然光が入りやすくなります。
特に冬場には、日差しを取り込むことで室温が上昇し、暖房効率が向上することも期待できます。さらに、大きな窓と組み合わせることで、開放感のある明るいリビングを実現できます。

5. 現代的なトレンドにマッチする

軒のない家は、シンプルでミニマルなデザインが好まれる現代の住宅トレンドに適しています。

  • 「無駄を省いた美しい家」を求める若い世代
  • デザイン性と機能性のバランスを重視する層
    このようなニーズに応えられるため、人気が高まっています。

6. メンテナンスの簡略化

軒のある家では、軒部分の掃除や塗装が必要になる場合があります。
一方で軒なし住宅では、これらの作業が不要となります。


軒のない家のメリットは、デザイン性やコスト面の魅力に加え、土地の有効活用や明るい室内空間の実現など、実用的な利点が多い点にあります。これらの特徴を活かすことで、モダンで快適な住まいを手に入れることができます。

軒のない家のデメリットとリスク

軒のない家はデザイン性や敷地の活用性が高い一方で、いくつかの課題が存在します。
これらを理解し、適切な対策を講じることで、より快適で長持ちする住まいを実現できます。次に、軒のない家の主なデメリットを解説します。

軒のない家は住みやすい?メリット・デメリット2

1. 外壁の劣化が早まる

軒がないため、外壁が直接雨や紫外線にさらされます。
この影響で、外壁の塗装が剥がれやすくなったり、素材自体が劣化しやすくなる可能性があります。特に、雨風が強い地域では、この問題が顕著になります。

  • 雨の多い地域では、外壁が水浸しになり、カビや汚れが発生しやすい。
  • 紫外線の強い地域では、塗装が早く色褪せる。

2. 雨漏りのリスクが高まる

軒のない家では、窓枠や玄関周辺に雨が直接当たりやすいため、雨漏りのリスクが高くなります。また、屋根と外壁の接合部に雨水が侵入する可能性も高まります。防水施工の精度が非常に重要になります。


原因

  • 屋根や窓枠の防水処理が不十分な場合、隙間から雨水が入り込む。
  • 大雨や強風時に雨が建物内部に侵入しやすい。

3. 室温管理が難しい

軒がないことで、夏場には直射日光が窓を通して室内に入り込み、室温が上昇しやすくなります。一方で、冬場は屋根部分から熱が逃げやすく、断熱性の低下が懸念されます。

影響

  • 夏場は冷房効率が悪化し、エアコンの稼働時間が増える。
  • 冬場は暖房効率が下がり、光熱費が増加する。

4. 雨だれや水はねの発生

軒がないため、屋根から落ちる雨水がそのまま地面に直撃し、雨だれや水はねが起きやすくなります。これによって、基礎部分や外壁が汚れる原因となります。

問題点

  • 雨水が外壁に跳ね返り、汚れが目立つ。
  • 長期間放置すると、外壁や基礎部分が劣化する可能性がある。

5. 屋外スペースの使用制限

軒がないと、玄関やバルコニーなどの屋外スペースが雨や日差しを直接受けるため、使い勝手が悪くなる場合があります。特に、バルコニーが雨に濡れることで洗濯物が乾きにくいといった問題が発生します。


影響

  • 雨の日に玄関前で傘を開いたり閉じたりする際に濡れる。
  • バルコニーやウッドデッキが快適に使えない。

6. 初期コストが予想以上に高くなる場合がある

軒を設けないことで施工費用が抑えられるように見えます。
しかし、防水対策や耐久性の高い外壁材の使用、追加で庇(ひさし)を設置する場合などで、結果的にコストが増加することもあります。

具体例:

  • 防水施工に高品質なシートやシーリング材を使用する必要がある。
  • 雨樋や排水設備を追加で設置することでコストがかかる。

7. メンテナンス頻度が増える

外壁や窓枠が直接雨風にさらされるため、劣化が進みやすいです。
そのため、通常の住宅よりもメンテナンスの頻度が増える傾向があります。

必要な作業:

  • 外壁の定期的な塗装や洗浄
  • 防水シートやシーリングの補修
  • 雨樋の点検や清掃

これらの課題を把握し、施工段階で適切な対策を講じることで、軒のない家のデザイン性や利便性を最大限に活かすことが可能です。次のセクションでは、これらのデメリットを補う方法について詳しく解説します。

軒なし住宅のデメリットを補う方法

軒のない家はデザイン性が高い一方で、外壁の劣化や雨漏りのリスク、室温管理の難しさといったデメリットがあります。しかし、これらは適切な施工や材料選び、定期的なメンテナンスを行うことで十分に補うことができます。次に具体的な方法を紹介します。

軒のない家は住みやすい?メリット・デメリット3

1. 外壁の劣化を抑える方法

耐候性の高い外壁材を使用する

  • 雨や紫外線に強いガルバリウム鋼板やタイルを採用することで、外壁の耐久性を向上させます。
  • セラミックコートなどの加工が施された外壁材は、色あせや劣化を防ぐ効果があります。

防水施工を徹底する

  • 防水シートやシーリング材に高品質なものを使用します。
    窓枠や壁の接合部などに雨水が侵入しないよう施工精度を高めます。

定期的な塗装と清掃

  • 防水塗料を定期的に塗り替えることで、外壁の保護機能を維持します。
  • 外壁の汚れやカビを洗浄し、劣化の進行を防ぐ習慣をつけましょう。

2. 雨漏りのリスクを軽減する方法

庇(ひさし)やオーニングの設置

  • 窓や玄関部分に庇を設置することで、雨が直接当たるのを防ぎます。
  • 後付け可能な簡易庇や可動式のオーニングを利用すると、施工コストを抑えつつ機能性を高められます。

屋根の形状を工夫する

  • 軒がない分、屋根に十分な傾斜を設け、雨水が効率よく流れるようにします。
  • 屋根材の継ぎ目や排水口部分の防水施工を徹底し、隙間からの雨水侵入を防ぎます。

排水設備の整備

  • 高性能な雨樋を設置し、屋根から流れ落ちる雨水を効率よく排出します。
  • 雨樋の詰まりを防ぐため、定期的な点検と清掃を行います。

3. 室温管理を改善する方法

高断熱材の採用

  • 屋根や壁に断熱性の高い素材(ウレタンフォームやグラスウールなど)を使用し、室内温度の安定性を保ちます。
  • 窓部分にはLow-Eガラスを採用し、外部からの熱の侵入や放射を防ぎます。

遮熱シートやフィルムの活用

  • 屋根の内側に遮熱シートを敷き詰めることで、夏場の直射日光による室温上昇を抑えます。
  • 窓には遮熱フィルムを貼り、日差しを和らげます。

外付けのブラインドやルーバーを設置

  • 夏場は外付けのブラインドやルーバーを使用し、直射日光を遮ることで冷房効率を向上させます。

4. 雨だれや水はねを防ぐ方法

基礎周りの工夫

  • 建物の基礎部分に防水塗料を塗布し、水はねによる劣化を防ぎます。
  • 基礎周辺に砂利や防草シートを敷き、雨水の跳ね返りを軽減します。

地面の排水処理を整備

  • 建物周辺の地面に適切な傾斜を設け、雨水が建物に溜まらないようにします。
  • 地中に排水管を設置し、大量の雨でもスムーズに排水できる環境を作ります。

5. メンテナンスを計画的に行う

定期点検の実施

  • 専門家による年1回の建物点検を行い、外壁や屋根の劣化、雨樋の詰まりなどを早期に発見します。

劣化箇所の迅速な修理

  • 小さなひび割れや防水材の劣化を早めに修理することで、大規模なトラブルを未然に防ぎます。

6. 屋外スペースの快適性を向上させる方法

オーニングやタープの活用

  • バルコニーやウッドデッキにオーニングやタープを設置することで、日差しや雨を和らげ、快適な屋外空間を作ります。

植栽による遮光効果

  • 建物の周囲に樹木や緑を配置し、自然の日除けを作ることで、外観の美しさと遮光効果を同時に得られます。

これらの対策を取り入れることで、デザイン性だけでなく機能性にも優れた快適な住まいを実現できます。家を計画する際は、これらのポイントを押さえた上で、信頼できる施工業者と相談しながら進めることをおすすめします。

軒のない家が向いている人

軒のない家は、次のような人に特に向いています。

  • モダンなデザインを求める方: シンプルで洗練された外観を好む方に最適です。
  • 狭小地で住宅を建てたい方: 限られた敷地を有効活用したい方に適しています。
  • メンテナンス費用を抑えたい方: 軒の掃除や修理が不要なため、維持管理がシンプルになります。

まとめ

この記事では、「軒のない家」について、メリット・デメリット、そしてデメリットを補う方法や向いている人について解説しました。軒のない家は、そのデザイン性やコスト面での魅力があります。一方で、防水対策やメンテナンスへの配慮が求められます。しかし、適切な設計や施工を行うことで、その美しさと快適さを両立することが可能です。このような特徴を理解し、自分のライフスタイルに合った家づくりを目指しましょう。岡山で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

注文住宅の相談窓口・倉敷店では、岡山・倉敷でお客様にピッタリのハウスメーカー・工務店を提案しています。岡山の新築一戸建て・建売・分譲地は注文住宅の相談窓口・倉敷店にお任せください!!

家づくりで悩んでいませんか?

全国80店舗展開中!中立公正な住宅会社選び専門店です。
注文住宅の相談窓口・倉敷店では、岡山地域で皆様に最適な住宅会社をご提案しています。
新築一戸建てや建売をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

岡山・倉敷周辺の新築一戸建て・建売・分譲地はもちろん
建て替えや解体工事のご相談まで注文住宅の相談窓口・倉敷店にお任せください!!

◆◇解体工事の相談はこちら◇◆

岡山県全域に対応します!!

岡山市・倉敷市・総社市・玉野市・浅口市・笠岡市・井原市・赤磐市・瀬戸内市・備前市
美作市・高梁市・新見市・真庭市・津山市

早島町・矢掛町・里庄町・和気町・吉備中央町・美咲町・久米南町・勝央町・奈義町
鏡野町・西粟倉村・新庄村