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小上がり畳の導入ポイントと注意点|快適なリビング空間を実現
2024.10.23こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です。
家の中にほっとする和のスペースがあったら、もっとリラックスできると思いませんか?
小上がり畳は、和モダンな空間を手軽に取り入れられるだけでなく、収納力も増やせる魅力的な設計方法です。
本記事では、小上がり畳の魅力と注意点を丁寧に解説します。
注文住宅の設計に悩んでいる方や、新しい住まいのアイデアを探している方は、ぜひ最後までご覧ください!
はじめに
小上がり畳とは、床面から少し高く上げた場所に設置された畳スペースのことを指します。
この小上がり畳は、和風の雰囲気を手軽に取り入れつつ、家の中に特別な空間を作りたいという方に人気のアイテムです。
スペースの活用方法として、リビングの一角に小上がり畳を設置することが多いです。
また、家族が集まる場所や子どもの遊び場としても使いやすいのが特徴です。
小上がり畳のメリット
最初に、小上がり畳のメリットについてご紹介します。
和の美しさを手軽に演出できる
小上がり畳は、現代の家に和のテイストを加えることができるデザイン要素です。
洋風のリビングにも自然に馴染むため、和モダンな空間を演出したい方におすすめです。
また、畳の持つ柔らかな色合いと質感は、リラックスできる空間作りに最適です。
収納スペースの確保ができる
小上がり部分を利用して収納を設けることで、家の中の収納力を増やせます。
たとえば、引き出しや収納庫を組み込むことで、季節外れの衣類や子どものおもちゃ、寝具などを効率よく片付けることが可能です。これによって、リビングの見た目もすっきりと保てます。
多目的スペースとして活用できる
小上がり畳は、家族の団らんの場としてだけでなく、昼寝や読書スペースとしても活用できます。また、来客時には客間としても機能します。そのため、限られたスペースでも多目的に利用できるのが魅力です。
小さなお子様や高齢者にも優しい
畳の柔らかさは、小さなお子様や高齢者にも優しい床材です。
万が一転倒しても、畳のクッション性がケガのリスクを軽減します。
そのため、安全性を重視したい家庭にとっても安心できる選択肢となります。
小上がり畳のデメリットと課題
小上がり畳の導入には魅力的なメリットがあります。
しかし、いくつかの処理や課題も考慮する必要があります。
導入コストが高い
小上がり畳の設置には、通常のフローリングに比べてコストがかかることがあります。
特に、床の高さを調整するための工事や収納スペースの設計など、追加の工事費用が発生する場合があります。
畳のメンテナンスが必要
畳は定期的なメンテナンスが必要です。
たとえば、定期的に畳を上げて湿気を逃す、畳の表替えを行うなど、通常のフローリングに比べて手間がかかる点があります。また、汚れやすい素材のため、こまめな掃除や手入れが求められます。
スペースの調整が難しい場合がある
小上がりを設置することで、リビングのスペースが限られることがあります。
特に、狭いリビングに小上がり畳を導入する際は、十分なスペースが取れず、動線に影響を与える可能性があります。そのため、設計段階での計画が重要です。
座面が高くなることによる不便さ
小上がり畳は通常の床面よりも高いため、上り下りが面倒に感じる場合があります。
特に、高齢者や足腰が弱い方にとっては、少しの段差でも負担になることがあるので注意が必要です。
注文住宅における小上がり畳の導入ポイント
注文住宅で小上がり畳を導入する際の重要なポイントについて詳しくご紹介します。
小上がり畳の設置は、快適で機能的な空間作りに役立ちます。
一方で、設計や施工において特別な配慮が必要です。
設置場所の選定
小上がり畳の設置場所を決める際、家族の動線を考慮することが最重要です。
例えば、リビングの一角に設けることで、家族全員が集まりやすいスペースを作り出せます。
日常的に使用する場所であれば、リビングやダイニングの近くが適しています。
一方、落ち着いた空間にしたい場合は、リビングの端や別室に設置することで、静かな和のスペースを実現できます。また、日当たりや風通しも考慮し、湿気がこもりにくい場所を選ぶと、畳の劣化を防ぐことができます。
高さの設定
小上がり畳の高さは家族構成に合わせて慎重に決める必要があります。
一般的には30~40cmの高さが多いです。
ただし、小さなお子様や高齢者がいる場合は、低めの20cm程度にすることで安全性を確保できます。
逆に、収納スペースを重視する場合は40cm以上の高さを選び、引き出し式や扉式の収納を組み込むことで、より多くの収納力を確保できます。
高さ設定により、畳スペースが快適で使いやすくなります。
そのため、家族の生活スタイルや利用目的を考慮して最適な高さを選ぶことが大切です。
収納スペースの設計
小上がり畳は、収納スペースとしても活用できます。
床下を活用して、引き出しや開閉式の収納スペースを設けることで、家の収納力を高めることが可能です。収納の形状や配置も重要です。
頻繁に使うアイテムは引き出し式、あまり使わない大きなアイテムは開閉式の床下収納にするなど、利用頻度や収納物に合わせた設計を行いましょう。
収納スペースの設計には、収納物のサイズや形状を事前に考慮しましょう。
実用性の高いプランを作成することがポイントです。
素材の選択
小上がり畳の素材は、天然い草畳と合成畳の2種類があります。
天然い草畳は、和の風合いを最も感じられる反面、湿気に弱いという特性があります。
湿気対策を徹底すれば、天然素材ならではの心地良い空間を作れます。
合成畳は耐久性が高く、湿気やカビに強いのが特徴です。
メンテナンスの手間を軽減したい場合や、畳の変色や劣化が気になる方には、合成畳を選ぶことがおすすめです。素材選びでは、コスト、耐久性、見た目の好み、メンテナンス性を総合的に考慮し、家族のニーズに合ったものを選びましょう。
安全対策の配慮
小上がり畳は段差があるため、上り下り時の安全性を確保することが重要です。
特に、高齢者や小さなお子様がいる家庭では、段差部分に滑り止めを設置する、手すりを付けるなどの工夫が必要です。また、畳スペースへの出入り口を広めに設計することで、転倒リスクを低減できます。
動線に配慮した設計が求められます。
家族全員の利用シーンを想定する
小上がり畳の利用シーンをあらかじめ考え、家族全員が快適に過ごせる空間になるように設計することが大切です。たとえば、子どもの遊び場、家族の団らんスペース、ゲスト用の寝室など、さまざまな用途を想定しながら導入計画を立てます。
具体的な利用シーンを考慮することで、小上がり畳の配置やサイズ、収納の形状などが決まりやすくなります。
これらのポイントを考慮することで、注文住宅において機能的かつ快適な小上がり畳を設置できます。
設計士や施工業者と連携し、家族のニーズに合った最適な小上がり畳を導入しましょう。
まとめ
小上がり畳は、和モダンな空間作りを実現するための理想的な選択肢です。
リビングやダイニングに設置することで、家族のコミュニケーションが深まるだけでなく、収納力を向上させるなど、多くのメリットがあります。導入の際はコストや安全性をしっかりと考慮し、家族にとって最適な形で取り入れましょう。
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