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シロアリ対策で安心の新築住宅を!知らないと損する防蟻ポイント
2024.09.30こんにちは!注文住宅の相談窓口・倉敷店のブログ担当です。
「新築住宅だからシロアリの心配はない」と思っていませんか?
実は、シロアリは新築住宅にも潜む危険な存在であり、適切な対策を怠ると、家の寿命を短くする大きな要因になり得ます。
この記事では、新築住宅を建てる際に必要なシロアリ対策について、わかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、なぜ新築でもシロアリ対策が必要なのか、どのような方法で防ぐことができるのかを理解することができます。
家づくりを検討している方や、シロアリに不安を感じている方はぜひご一読ください!
シロアリ被害とは? 新築でも油断できない理由
シロアリ被害の実態
住宅の基礎や構造に使用される木材を内部から破壊し、建物の安全性や耐久性を著しく損なうのが問題です。シロアリが木材を食べると、外見からはそのダメージが見えにくいです。
そのため、被害が進行するまで気付かれないことが多いのが特徴です。
最悪の場合、家全体の構造に影響を与え、大規模な修繕が必要になることもあります。
新築住宅でもシロアリ被害のリスクはある
新築だからといって、シロアリ被害がないわけではありません。
以下の理由から、新築住宅でもシロアリ被害は起こり得ます。
1. 日本の気候条件
日本は湿気が多く、特に梅雨時や夏場には湿度が上昇し、シロアリが活発に活動する環境が整っています。特に基礎部分や床下の湿度が高い状態が続くと、シロアリが侵入しやすくなります。
2. 建材の隙間や接触部分
新築の建築過程で基礎部分に小さな隙間ができたり、木材が地面と直接接している場合、シロアリが侵入しやすくなります。建材が正しく設置されていない場合、シロアリが侵入する「道」を作り出してしまうこともあるのです。
3. シロアリの巣は地下に存在
シロアリは地下に巣を作ることが多いです。
特に地中から基礎部分を通じて住宅内部に侵入してきます。
そのため、地面と接触する箇所には特に注意が必要です。
4. 周辺環境からの侵入
新築住宅が建っている土地や周辺環境によってもシロアリのリスクは変わります。
例えば、周辺に古い建物や森、湿地帯がある場合、そこからシロアリが引き寄せられて侵入してくることがあります。
被害に気づいたときには手遅れになることも
シロアリは木材を内部から食べ進めるため、表面から見ただけでは被害がわかりにくいのが特徴です。
多くのケースでは、床が沈む、壁に異変が起こるなど、明らかな兆候が現れる頃には、すでに被害が深刻になっています。これがシロアリ対策を早期に行う必要がある大きな理由です。
新築でも油断できないシロアリ対策をしっかり行うことで、長期間安心して家に住み続けることができます。次のセクションでは、新築住宅での具体的なシロアリ対策について紹介します。
新築住宅のシロアリ対策:基本的な方法とは?
新築住宅でシロアリ対策を行うことは、将来のトラブルを避けるために非常に重要です。
次に、基本的なシロアリ対策の方法についてご紹介いたします。
それぞれの方法には異なる特長と効果があります。
そのため、最適な対策を選ぶことが重要です。
1. 薬剤による防蟻処理
シロアリ対策の基本的な手法の一つとして、防蟻剤の使用があります。
建築時に木材や基礎部分にシロアリ防除剤を塗布することで、シロアリが建物内に侵入することを防ぎます。
土壌処理
基礎の下や周辺の土壌に薬剤を散布し、シロアリが地中から侵入するのを防ぎます。
これは基礎工事の初期段階で行われることが一般的です。
木材処理
住宅で使用される木材に対して直接防蟻剤を塗布する方法です。
この処理により、シロアリが木材を食害するのを防ぎます。
2. ベイト工法
ベイト工法は、シロアリが好む餌に毒性のある物質を混ぜ、それをシロアリに持ち帰らせることで巣全体を駆除する方法です。この方法は薬剤散布を大規模に行う必要がなく、環境に優しい防蟻対策として注目されています。
メリット
環境負荷が少なく、シロアリ全体の駆除が期待できます。
デメリット
効果が現れるまで時間がかかることがあり、定期的なモニタリングが必要です。
3. 物理的防蟻対策
物理的なシロアリ対策は、シロアリが建物に侵入できないようにする構造的な工夫を指します。
ベタ基礎
ベタ基礎は、コンクリートを一面に敷き詰める工法で、シロアリが地中から侵入するのを防ぎます。この基礎工法は、シロアリの侵入を物理的に阻止する効果が高いとされています。
シロアリ防止シート
基礎や建物の周囲にシロアリ防止シートを設置することで、シロアリの侵入を防ぐ方法です。特に木材が地面に接触しやすい部分に設置すると効果的です。
4. 定期的な点検とメンテナンス
いくら防蟻対策を施しても、年月とともに効果が弱まる可能性があります。
そのため、新築住宅でも定期的にシロアリの点検を行いましょう。
必要に応じて追加の防蟻処理やメンテナンスを行うことが重要です。
プロによる点検
専門家による定期点検を受けることで、早期にシロアリ被害を発見し、迅速な対応が可能になります。
シロアリを寄せ付けない家づくりのポイント
シロアリを寄せ付けない家づくりには、シロアリの習性や環境条件を理解し、それを活かした対策を講じることが重要です。
新築住宅の建築時から対策を考えておくことで、長期的な安心を得ることができます。最後に、シロアリを寄せ付けないための具体的なポイントをご紹介します。
1. 基礎部分の湿気対策
シロアリは湿気を好むため、家の湿度管理が重要です。
特に基礎部分や床下の湿度が高いと、シロアリが侵入しやすい環境が整います。
湿気を減らす工夫を行うことで、シロアリを寄せ付けにくくできます。
床下換気
床下の通気性を確保するために、換気口や床下換気システムを設置します。
これによって、湿気がこもるのを防ぎ、シロアリが好む環境を排除できます。
防湿シートの設置
基礎工事の段階で防湿シートを設置することで、地面からの湿気が建物に入り込むのを防ぎます。
これによって、床下が湿気により過剰に湿るのを防ぎ、シロアリの侵入を阻止します。
2. シロアリに強い建材を使用する
シロアリが嫌がる建材を選ぶことも、効果的な対策の一つです。
特定の材質を嫌い、侵食しにくいため、その性質を利用することで被害を防ぐことができます。
防蟻処理された木材
防蟻処理が施された木材を使用することで、シロアリの食害を防ぐことができます。
防蟻剤が染み込んだ木材は、シロアリにとって魅力的でなく、寄り付かなくなります。
ヒノキやケヤキなどの耐蟻性が高い木材
天然の防蟻効果を持つ木材を使用することで、薬剤を使わずにシロアリ対策が可能です。
これらの木材はシロアリに対して強い抵抗性を持っているため、住宅全体に使用することで効果を期待できます。
3. 建物の外周環境の整備
シロアリは建物の外部から侵入してくるため、建物の外周部分を整備しておくことも重要です。
庭や外構の状態が悪いと、シロアリの侵入経路を作ってしまうことがあります。
木材の放置を避ける
庭や建物周囲に古い木材や枯れ木を放置すると、シロアリの餌場となります。
その結果、建物に侵入する可能性が高まります。
庭や家の周囲を清潔に保ち、不要な木材は撤去しましょう。
デッキやフェンスの点検
ウッドデッキや木製フェンスなど、家の外周に木材が使用されている場合、定期的に点検し、腐食やシロアリの痕跡がないか確認します。特に、木材が地面に直接接している部分は要注意です。
4. 防蟻シートやバリアを使用する
建物の基礎部分や外壁の接地部分に防蟻シートや防蟻バリアを設置することで、シロアリの侵入を物理的に防ぐことができます。これらはシロアリが侵入しやすいポイントをしっかりとガードする役割を果たします。
防蟻シートの設置
建物の基礎部分に防蟻シートを設置することで、シロアリが地中から侵入するのを防ぎます。
このシートは、非常に細かい目を持ち、シロアリの通過を物理的にブロックします。
防蟻パイプの設置
建物の周囲に防蟻用のパイプを埋め込み、そこから定期的に防蟻剤を散布できるシステムを導入することで、効率的にシロアリを防除できます。
まとめ:新築時のシロアリ対策で安心の家を実現するために
新築時にシロアリ対策を徹底して行うことで、長期間にわたって安心して住める家を実現できます。
防蟻処理やベイト工法、物理的な対策を組み合わせて、シロアリを寄せ付けない環境を作りましょう。
また、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、さらなる安心が得られます。
岡山で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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